南砺市 移住者の声 「南砺市の魅力を広く発信して地域をもっと元気に」

　30歳の時に「このままでいいのかな」というよくある思いが芽生えたんです。本当に自分がやりたいことを考えた結果、もともと興味のある地方移住をして、趣味の動画編集や作成を通して地域を活性化できたらいいなと思うようになりました。そんな時に知ったのが、南砺市の地域おこし協力隊。地域のインフルエンサーとして、井波を総合的にPRできる人材を募集していて、これはもう僕しかいないと（笑）。南砺市の人口や商業施設の数などを調べて、ここなら住めると思ったのも決断の決め手になりました。早速応募しましたが、やる気があったので絶対受かると思っていたんですよ（笑）。なので、東京の住居の解約手続きをしてから面接に行きました。
　移住後は、井波地域づくり協議会に所属する地域おこし協力隊員として、祭りやスキー場など自分から見た南砺市の魅力や、今住んでいる古民家のDIYの様子などの動画をYoutubeで発信しています。また、井波のPR動画の作成・配信や、「とやま移住セミナー」用の動画編集、イベントなどのお手伝い、スマホ教室の講師なども務めています。任期後は自立できるように行動していきたいですね。

　南砺市に来てうれしいことがたくさんありました。中でも一番は空気が美味しいことですね。面接のときに初めて富山に来ましたが、夜行バスを降りた瞬間に空気のきれいさに驚きました。冬も楽しかったですよ。もともと雪国にあこがれがあったので、雪に見とれていましたね。スノボを4年ぶりにしたら再加熱してしまって。今シーズンはスキー場に10回以上行きました。憧れの車生活にも満足しています。人との距離感も心地いいですね。