- 移住者の声
- 國本紗季さん
やりたいことを応援してくれる地元の方の言葉
2022年取材
國本紗季さん 出身 / 熊本県 職業 / |
劇団員から農業見習いへ
國本紗季さん
南砺市に移住する前は劇団「SCOT」で劇団員をやっていて、利賀と東京を行ったり来たりしていました。2014年に入団してから、後半はほとんど利賀に滞在して生活をしていたんですけど、利賀から出る機会がなくて、南砺市のことは何も知らないと言ってもいいくらいでした。でも、劇団をやめ、農業を学ぼうと思っていたタイミングで知り合いに声をかけていただいて、そこで自然栽培でお米作りをやっているところを紹介していただき、私も教わることにしました。
自然や人との関係を見つめ直し、再考する
今「Honey&Cotton」というグループを立ち上げて、耕作放棄地を開墾し、田畑をやったり、収穫したものや、自然のものから生活で使うものを作ったりという、暮らし中で「人に、未来に何をつなぐか」をコンセプトに、いろんな人たちにそれを考えるきっかけになるような時間、空間を作り、一緒に考えていくことが活動のメインです。
やってみたいこと、新しい挑戦を自分で言葉にして「やりたい」と言ったら繋いでくれる人がいるのが、私が感じたこの地域の魅力です。地域の方が、「やりたい」と言ったことを「やってみられ」と応援して助けてくれます。もし移住して何かを始めようを考えている方がいたら、私も「やってみましょう」と声をかけると思います。